バイオ医薬品とは

Biomedicine

バイオ医薬品とは?

バイオ医薬品とは、遺伝子組換えや細胞融合などの高度なバイオテクノロジーを活用して作られた医薬品の総称です。

  • バイオ医薬品とは?

    従来の医薬品の多くは化学合成で作りますが、バイオ医薬品は細胞や微生物に培養させて作るのが特徴で、異物を排除する免疫機能を応用した抗体医薬品などが代表的です。

  • メリットは?

    • 元々人間の体内にあるタンパク質(ホルモン、酵素、抗体等)を使って薬を作るため、からだに優しい。
    • バイオ医薬品の一種である抗体医薬品は、人の持つ免疫機能を応用し、からだの悪い部分に直接作用するため副作用のリスクが少ない。
    • がん等の難病に対して治療効果が期待できる。

バイオ医薬品の代表例

世界初のバイオ医薬品は1980年代に開発された糖尿病治療剤のヒトインスリンです。その後、成長ホルモン、インターフェロンなどが実用化され、その後、技術が進歩するに伴いバイオ医薬品も最先端のバイオテクノロジーを用いた医薬品へと進化を続けています。

  • ウィルス性肝炎の治療薬 インターフェロン

    肝炎ウィルス細胞に作用し、増殖を防ぐ効果がある。

  • 糖尿病の治療薬 インスリン

    血糖値を下げる働きがあることから、糖尿病患者の治療などに用いられている。

  • 顆粒球増殖因子製剤G-CSF 当社開発品

    がん化学療法(抗がん剤投与)を行った後、白血球が減少し免疫力が低下する症状が出るが、この白血球を増殖するための製剤。

バイオ医薬品は2001年から特許の期限を迎える製品が増えており、後発品の開発が活発化しています。厚生労働省は指針の中で、先発品を「先行バイオ医薬品」、後発品を「バイオ後続品」としています。海外では「バイオシミラー」とも称されており、日本でも今後の医療に大きく貢献するものとして、その名称とともに浸透しつつあります。