当社が置かれている医薬品業界は、近年には無い新たな局面を迎えようとしています。
その大きな起爆剤は、(1)2010年問題と言われる新薬の特許切れ、(2)日本をはじめとして医療行政上のコスト拡大による財政への影響があげられます。この意味するところは、合併・吸収で会社の規模拡大を図り、新薬開発にまい進してきたメガファーマですら、大型新薬を出せない医薬品分野の難しさと、後発医薬品の普及による医療費抑制への要求です。
そこで、当社では、新薬は近年目覚ましくシェアを伸ばしているバイオ医薬品とバイオ後続品(バイオ医薬品のジェネリック)の開発の2本柱の構築に努めております。
業績に関しては、創薬ベンチャーではありながら、新薬は早期にアライアンスを行い経費・リスクの低減を図って収益化につなげ、バイオ後続品においては、製薬企業と共同開発を行うことで事業を効率的に進め、こちらも早期の収益を目標とし、黒字経営を目指しております。
また、既存の開発品に留まらず、開発の方向性や事業化を強く意識したパイプラインの充実に努め、事業の継続と研究開発の進捗に最適な選択を行うように進めて行きたいと存じます。
当社の理念でもある医薬品開発を通し、こころ豊かで、安心できる社会環境を提供する企業を目指し鋭意努力してまいります。
今後とも引き続きご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
当社の事業内容は以下のとおりです。
- 疾患モデル動物を用いた病態発症標的分子の解析、同定
- (Differential display法、DNAマイクロチップ、ライブラリースクリーニング等)
- 作用機序の分子レベルでの解析
- バイオ医薬品シーズの創出
- (抗体医薬品、核酸医薬品、診断薬等)
- バイオ医薬品におけるドラッグデリバリーシステム等の製剤開発
- 原薬製法の構築および原薬供給
- 疾患モデル動物の樹立、それを用いた医薬候補品の薬効評価
- バイオシミラー産生細胞の構築または導入、原薬製法の確立
- バイオシミラー原薬の供給(治験薬・製品)
- バイオシミラーの非臨床試験
- バイオシミラーの申請・承認
- バイオ医薬品開発に関するコンサルテーション

